大船渡市議会の「市民と歩む議会機能向上特別委員会」(委員長・今野善信副議長、議長を除く全議員で構成)は13日、市役所で開かれた。公共政策や地方自治、地方政治を専門とする大正大学地域創生学部の江藤俊昭教授が、議会改革の活性化に向けた見直しのポイントなどを解説した。 同委員会は昨年9月に設置。2年程度をかけ、予算と連動した政策サイクルや議員定数、広報・広聴の検討を進めることにしている。 委員や伊藤力也 ...
気仙沿岸のホタテ養殖が行われている海域で、主に西日本で真珠養殖に用いられるアコヤガイの幼貝が相次いで見つかっている。海水温が12度前後に下がると死滅し、太平洋側は千葉県が生息の北限とされる一方、近年は宮城県でも確認され、活用も視野に入れた検討が進む。海水温の上昇などで養殖環境の不安定状況が続く中、漁業者は「海が変わってきている。そこに人がどう合わせていくかが問われる」ととらえる。(佐藤 壮) ...
復興庁による「2025年大阪・関西万博展示100日前イベント」は11日、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園内にある国営追悼・祈念施設セミナールームで開かれた。同庁が5月に万博会場で予定する展示内容の紹介、関連テーマにちなんだトークセッションなどを展 ...
陸前高田市の佐々木拓市長(61)は13日、就任から2年を迎え、1期目の任期の折り返しとなる。県内14市の中で、最も人口が少ない市のトップは大胆な選挙公約を掲げ、人材育成策、産業分野などで目に見えた成果を上げる一方で、大学誘致をはじめ進ちょく状況が不透明な政策もある。農業分野では市花のツバキを生かし、国の「日本農業遺産」への登録を目指す方針を示した。活力あるまち形成に向け、「最も重要なのは医療と教育 ...
住田町世田米地内の道路沿いに設置され、雨の日も風の日も交通安全を見守っている2体の警察官人形。設置から四半世紀が経過して老朽化し、傷んでいることから、関係者による補修が進められている。今月からは地元の県立住田高校の生徒が作業に参加。生徒や関係者たちは、安全安心のために昼夜問わず街頭に立ち続ける人形への感謝を込めながら、作業に当たっていく。(清水辰彦) ...
大船渡市三陸町吉浜の市有地で大規模な太陽光発電事業を計画している自然電力㈱(本社・福岡県福岡市、磯野謙、川戸健司、長谷川雅也代表取締役)は10、11日の両日、同事業の環境影響評価(環境アセスメント)準備書に基づく説明会を開催した。自然電力側は、経済効果や湿地を避けるパネル設置計画、環境面の影響調査結果などを示した。出席者からは環境配慮への対応を評価して推進を求める声が出たが、土砂流出や景観変化、山 ...
大船渡市大船渡町の市魚市場南側で、県による岸壁新設工事が本格化する。既存の南側岸壁は大型サンマ船5隻が接岸できるが、盛漁期には入港が重なる課題を抱える。新たに137㍍の岸壁を設け、大型船がさらに2隻係留できる環境を整える。岸壁泊地の水深は7㍍と既存の ...
陸前高田市気仙町の道の駅高田松原内にあるカフェ「すなば珈琲高田松原店」は、冬季限定商品「高田松原の松ぼっくりココア」を販売している。東日本大震災で流された国の名勝「高田松原」の松林再生のストーリーを地元内外の人に知ってもらいたいとの願いを込めて開発した今季からの新商品で、売り上げの一部を同市のNPO法人高田松原を守る会に寄付する。(高橋 信) ...
福岡県太宰府市の筑紫女学園大学(南博文学長)に通う学生らが9日、大船渡市大船渡町のおおふなと夢商店街を訪れ、太宰府名物の梅ケ枝餅を地域住民に振る舞った。訪れた地域住民に焼きたてを手渡しながら交流を深めた。 梅ケ枝餅の振る舞いは、同大学の学生有志が東日本大震災後の東北支援を目的に始めた活動。同商店街が仮設施設で運営していた時から交流が続き、今回で30回目を迎えた。 訪れたのは現代社会学部・栗山俊之教 ...