福岡県太宰府市の筑紫女学園大学(南博文学長)に通う学生らが9日、大船渡市大船渡町のおおふなと夢商店街を訪れ、太宰府名物の梅ケ枝餅を地域住民に振る舞った。訪れた地域住民に焼きたてを手渡しながら交流を深めた。 梅ケ枝餅の振る舞いは、同大学の学生有志が東日本大震災後の東北支援を目的に始めた活動。同商店街が仮設施設で運営していた時から交流が続き、今回で30回目を迎えた。 訪れたのは現代社会学部・栗山俊之教 ...
大船渡市大船渡町のキャッセン大船渡エリアを中心に体験できる「防災観光アドベンチャー『あの日』防災学習プログラム」が、総務省消防庁による本年度の「防災まちづくり大賞」で、最高賞に当たる総務大臣賞に選ばれた。スマートフォンから東日本大震災の経験を伝える音声が流れ、高台への迅速な避難など「生きる知恵」を学べる仕組み。震災発生から、きょうで13年11カ月。関係者は復興事業で整備された空間のにぎわい創出と、 ...
大船渡市大船渡町の市魚市場南側で、県による岸壁新設工事が本格化する。既存の南側岸壁は大型サンマ船5隻が接岸できるが、盛漁期には入港が重なる課題を抱える。新たに137㍍の岸壁を設け、大型船がさらに2隻係留できる環境を整える。岸壁泊地の水深は7㍍と既存の ...
住田町は、令和7年度から11年度までを期間とする「町地域公共交通計画」の素案を作成した。住民の利便性向上や持続可能な公共交通形態構築を目的とするもので、10日(月)から3月10日(月)までパブリックコメントを実施して町民から意見を募ったうえ、同月下旬に策定する。 同町の公共交通は主に路線バスの担う役割が大きく、町内と大船渡市、陸前高田市、遠野市を結ぶように運行。かつては民間事業者が運行してきたが、 ...
大船渡市末崎町出身のプロトライアスリートで、昨年9月に開かれた「パリ2024パラリンピック競技大会」のトライアスロン競技男子PTVI(視覚障害)で日本代表選手のガイド役も務めた寺澤光介選手(30)=SUNNY ...
陸前高田市は、森林による二酸化炭素(CO2)吸収量を売買可能にする国のJ─クレジット制度を活用し、森林クレジットの販売を始めた。価格は1㌧当たり1万5000円(税込み)で、気仙町内における市有林の令和5年度分CO2吸収量約3000㌧を販売。収益は森林整備や林業振興策に充てる。市は企業などに森林保全活動のフィールドとして市有林を提供する「企業等による森づくり制度(企業の森制度)」の運用にも乗り出して ...
大船渡市末崎町出身のプロトライアスリートで、昨年9月に開かれた「パリ2024パラリンピック競技大会」のトライアスロン競技男子PTVI(視覚障害)で日本代表選手のガイド役も務めた寺澤光介選手(30)=SUNNY ...
8月4日の住田町長の任期満了まで半年となった。2期目の現職・神田謙一氏(66)=下有住=の周辺からは3選出馬を望む声が多く、同氏はこれに対して「前向きに検討する」としており、正式な態度表明の時期に注目が集まる。一方、現時点で対抗馬擁立に向けた動きは見 ...
大船渡市観光物産協会(齊藤俊明会長)によるインバウンドセミナーは5日、盛町のカメリアホールで開かれた。台湾を拠点とする「向日遊顧問有限公司」の向井純代表が講演し、訪日客の視点からアドバイス。気仙への来訪増を見据え、旅行客の傾向に合わせた配慮や対応策を伝えた。 いわて花巻空港や仙台空港では、台湾等のアジア諸地域から訪れる旅行者が増加傾向にある。台湾等の観光動向や、受け入れる際のポイントなどを学ぼうと ...
大船渡市の公共交通維持に要する事業費見込みが令和6年度は約1億2000万円に上り、コロナ禍前の元年度比で1・5倍増となることが分かった。三陸鉄道や路線バスの赤字負担が膨らみ、大幅な上昇が続く。本年度開催された市の住民懇談会では、移動手段充実を求める声 ...
岩手県交通㈱大船渡営業所管内で5日、運賃の支払いで交通系ICカードが利用できる車両の運行が始まった。地域連携ICカード「IwateGreen Pass(いわてグリーンパス)」や「Suica(スイカ)」などが対象。順次車載器の設置を進め、15日(土)ごろには管内を走る全車両で導入される。 同日は大船渡町のマイヤ大船渡店前で式典が開かれ、渕上清市長や岩手県交通の本田一彦代表取締役らが出席。車載器への導 ...