日野自動車は3月24日、部品の供給不足で稼働を止めている古河工場(茨城県古河市)について、25日から稼働を再開することを明らかにした。部品の供給不足により21日から稼働停止していたが、24日午後までに部品確保に目処を付けた。
―トヨタ自動車の設備協力会、栄豊会の近年の活動は「私が会長に就任した2023年に栄豊会は40周年の節目を迎えた。これまでも『もっと頼りになる栄豊会』を掲げて活動してきたが、さらに会員各社の競争力強化につながる活動に力を入れている。具体的には、トヨタか ...
三菱自動車が台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業から電気自動車(EV)の供給を受ける方向で調整していることが分かった。豪州などで鴻海のEVを三菱ブランドで販売する。鴻海からEVをOEM(相手先ブランドによる生産)調達することで、電動車のラインアップを補完し ...
住友化学は、車載向けの高機能な液晶ディスプレー材料事業と有機ELディスプレー(OLED)事業の強化に乗り出す。韓国の大型テレビ用の液晶パネル材料を生産している工場の生産ラインを2026年度までに車載向けとOLED向けに転換する。主に欧州の自動車メーカ ...
タイヤ産業の国際競争が過熱している。規模の経済と技術優位性を強みとしてきた日欧米のトップ勢は「量から質へ」の転換を迫られ、苦境にあえぐメーカーも現れ始めた。一方で、中国勢も一足飛びに技術力を飛躍させ、完成車メーカーへの納入実績を重ねるなど「安かろう悪 ...
2024年も車両のメンテナンス需要が堅調に推移し、補修部品の商流を担う部品商社の収益の支えとなった。一方、自動運転を見据えた技術進化も加速しており、今後、必要となる補修部品が変化する可能性もある。足元ではOBD(車載式故障診断装置)検査が始まり、整備 ...
2025年春季労使交渉(春闘)で、大手による高水準の回答が中小・小規模(零細)企業の春闘にもジワリ波及している。自動車総連(金子晃浩会長)が20日公表した途中経過によると、中小組合の賃上げ幅が前年比較で大手を含む全体平均を上回った。ただ、電動化や知能 ...
一連の不祥事を受けて自動車保険の販売ルールの見直しが進む中、その方向性の解釈をめぐり、〝玉虫色〟になっている論点が浮上してきた。損害保険の代理店を兼務しているディーラー各社が加盟する日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)の幹部が、大幅な修正 ...
JARA(東京都千代田区)は、豊田通商出身の田淵洋一氏が新社長に就任したと発表した。矢島健一郎社長は退任した。田淵氏はJARAでの勤務経験もあり、直近までは豊田通商タイランドのサーキュラーエコノミー本部副部門長と豪亜極資源循環SBU長を兼務していた。
カーナビゲーション用地図データ開発などのジオテクノロジーズ(旧インクリメント・ピー、八剱洋一郎社長CEO、東京都文京区)が、人流データの利活用ビジネスに力を入れている。大学や企業からデータの提供依頼が増加しており、すでに交通事故の予防に向けた研究でも ...
JX金属が東京証券取引所プライム市場に上場した。19日の初値は1株843円と売り出し価格(820円)を上回り、その後も続伸して874円で着地。初日の終値に基づく時価総額は約8100億円と、2024年12月に上場したキオクシアホールディングスの約860 ...
日立製作所は3月19日、グループのブランドデザインを25年ぶりに一新すると発表した。4月1日付で変更する。「培ってきた技術や開拓者精神を受け継ぎながら、変化する社会のニーズに対応し、ダイナミックに挑戦し続ける姿勢を示す」としている。