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〈被災地に手向(たむ)くと摘みしかの日より水仙の香は悲しみを呼ぶ〉 この記事は会員限定です。
繊細だが思い切りがよく、言葉がのびやかで流れるよう――。
〈被災地に手向(たむ)くと摘みしかの日より水仙の香は悲しみを呼ぶ〉 〈帰り得ぬ故郷(ふるさと)を持つ人らありて何もて復興と云ふやを知らず〉 上皇后美智子さまが昭和、平成に詠まれた未発表の和歌466首... 残り 3542 文字 ...
新年恒例の「歌会始の儀」が1月22日、皇居で行われた。皇室の歴史に詳しい宗教学者の島田裕巳さんは「歌会始にずっと注目してきた人間としては、令和の時代になって以降、美智子上皇后が歌を寄せなくなったことがいささか寂しくもある」という――。
恒成美代子さん寄稿▼『風の島から』は、「みちしほ短歌会」代表の末永孝子(長崎県壱岐市)の第1歌集。壱岐に生まれ、現在も壱岐で暮らす。玄...恒成美代子さん寄稿▼『風の島から』は、「みちしほ短歌会」代表の末永孝子(長崎県壱岐市)の第1歌集。壱岐に生まれ ...
・手の卵春のひかりのせせらぎをあつめて鳴れり七雪(ななゆき)ののち 佐竹彌生(歌集『雁の書』) ...
神戸市灘区の「劇団道化座」の創作劇「ともちゃんち」は、1995年の阪神大震災で親を亡くしたきょうだいの心の成長を描いている。2015年の初演から10年、各地で公演を重ねてきた。劇団代表の馬場晶子さん... 残り 706 文字 ...
【読売新聞】県歌人会(兵頭なぎさ会長)は、「第2回香川現代短歌賞」の受賞者を発表した。大阪市のなべとびすこさん(34)(本名非公表)と東京都杉並区の岩瀬ゆさん(年齢、本名非公表)で、なべとびすこさんが高松市で記者会見に臨み、喜びを語 ...
2月2日付朝日歌壇の入選歌40首をお届けします。選者は 馬場あき子 さん、 佐佐木幸綱 さん、 高野公彦 さん、 永田和宏 さんです。☆は共選作です。
【読売新聞】 第29回若山牧水賞(宮崎県、県教育委員会など主催)の授賞式が30日、宮崎市であり、受賞した大辻隆弘さん(64)(三重県松阪市)と高山邦男さん(65)(東京都武蔵野市)の歌人2人に河野知事から賞状などが贈られた。 牧水賞 ...
「ギフト」は2014年以降に編んだ詩22編で構成。自身の家族や、カウンセラーとして関わった子どもなど身近な人に向けた詩が並ぶ。「余分をそぎ落とした分かりやすく平易な言葉には力があり、普遍性がある」「分断が進む現代と深く切り結んだ対話的な詩に希望を感じ ...