大船渡市大規模林野火災の被災世帯を対象とした被災者生活再建支援金の申請受け付けが20日、市役所と三陸町綾里の綾姫ホールで始まった。被災者にとっては金銭的な支援を受ける第1弾の手続きとなるが、加算支援金も含めた最高額は14年前の東日本大震災時と基本的に ...
大船渡市議会定例会は19日、最終本会議が開かれ、大規模林野火災に伴う補正予算を含めた当局提案の議案38件と、議員発議案3件をすべて可決し、閉会した。追加提案の補正予算では、災害廃棄物処理や生活再建支援金など約6億8000万円を計上。4月1日(木)から ...
大船渡市の赤崎・綾里大火の影響で9日間休業した三陸町越喜来甫嶺の製材業・鹿児島屋(及川壮士社長)は、業務の遅れを取り戻すべく急ピッチで作業を行っている。同社は全国の重要文化財などの修理・新築のために県産アカマツを製材・出荷しており、年度末が納期の製品 ...
大船渡市の赤崎・綾里大火を受け、内閣府の坂井学防災担当大臣が16日、赤崎町と三陸町綾里で現場視察を行った。林業や漁業・水産業、集落の被害状況を確認したほか、避難所にも足を運び、自宅を失った被災者は、生活面の不安などを直接自らの声で届けた。視察に合わせ ...
先月26日に発生した赤崎・綾里大火の影響で臨時休校と他校の間借りが続いた大船渡市立綾里小学校(渡辺信子校長、児童69人)は17日、自校舎での授業を19日ぶりに再開した。消防関係者など各方面の尽力で守られた校舎で、児童らは友人と笑顔で机を並べ、全校でそ ...
大船渡市は14日、赤崎・綾里大火に伴う罹災証明書等の申請受け付けを始めた。市はすでに外観調査で210棟の被害を確認し、この建物に関しては申請即日に証明書を交付。初日は午後3時までに71人が訪れた。各種支援金や融資、減免申請などに欠かせない書類だけに、 ...
東日本大震災は、11日で発生から14年となった。巨大な津波に襲われた気仙両市では1897人(震災関連死除く)が亡くなり、280人(死亡届受理数を含む)の行方が今も分かっていない。大船渡市では2月末からの大規模火災で、平成以降で最大級の被害を受け、震災 ...
大船渡市大船渡町の大船渡保育園(富澤康磨園長、園児117人)の園児たちは、東日本大震災発災の午後2時46分に園歌『さかみちをのぼって』を歌った。震災の教えが刻まれた園歌を響かせ、震災で犠牲となった人々が安らかに眠れるようにと祈りをささげるとともに、防 ...
令和7年大船渡市大規模林野火災で住居を被災した世帯の避難生活解消に向け、県は19日に市内2カ所で建設型応急仮設住宅の整備に着手した。同日は建設地となる赤崎町蛸ノ浦地区の旧蛸ノ浦小学校と、三陸町綾里地区の旧綾里中学校各グラウンドで、測量や資材の運び込みなどが行われた。今後は敷地造成や木造長屋建ての仮設住宅建設を進めていく計画で、5月上旬の完成を目指す。(三浦佳恵) ...
県立高校の一般入試合格者が14日、各校やインターネットの特設サイトで一斉に発表された。入試目前に大船渡市内で大規模林野火災が発生し、慣れない避難生活に身を置いたり、被災地域の早期鎮圧や復旧に心を寄せながら〝15の春〟を目指した受験生たち。気仙3市町の全日制・定時制では、今回から導入された特色入試も合わせて367人が合格した。各校では、発表を見に訪れた受験生たちが「受かった」と合格を喜び、明るい笑顔 ...
陸前高田市の一般社団法人三陸アーカイブ減災センター(秋山真理代表理事)は、大船渡市の山林火災に伴う消火活動で水にぬれた写真やアルバムを預かり、無償で乾燥・洗浄する取り組みを始めた。東日本大震災後から地域住民の「思い出の品」の返却業務を継続する同センターのノウハウを生かした活動で、「私たちにお手伝いできることがあれば」と相談を受け付ける。 同センターは、大震災津波で流された写真や物品など、市所有の思 ...
大船渡市大船渡町の市魚市場で12日、今季2回目のイサダ水揚げが行われた。この日は市内で発生した大規模林野火災で漁を見合わせていた三陸町綾里の漁船も出漁。市場岸壁で慌ただしく水揚げを行い、乗組員らは漁に出られる喜びをかみしめながら、火災の影響を払拭するほどの好漁となるよう願いを込めた。(菅野弘大) ...
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